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第2回精考会支部富山 報告

平成28年9月21日(金)に第2回の富山精考会を実施しました。
「他者とのつながり、生きていく社会とは」~みんなが”本当の意味”で興味や関心を示そう~と題して、映画「明日の風」の上映会と、講師の八木 勝自先生とのフリートークを行いました。

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講師紹介

八木 勝自
%e7%b2%be%e8%80%83%e4%bc%9a%e2%91%a0_1954年富山県上市町生まれ。
一歳半の時、麻痺による高熱を出し後遺症から重度の脳性麻痺になる。
1958年8月14日身体障害者手帳1種1級甲交付。6歳から10歳まで身体障害者施設、県立高志学園に入学。
15歳の時「大きくなったため親が介護できなくなった」という理由から、役所の斡旋で婦中町の国立富山病院に入所。
1977年友達の影響で病院を出、富山市内のアパートで独り暮らしを始める(当時23歳)。1977年10月、日本脳性マヒ協会「富山青い芝の会」入会。
1982年、当時としてはめずらしい、自立障害者4人の地域での生活を描いた映画「できんでいいが」を制作。脚本・監督を務める。
1994年「わたぼうしコンクール」で「障碍者の自立とは」佳作入選。
1985年富山市内の障害者を中心とする「障害者の地域問題を考える会」を結成、事務局長になる。富山大学の「人間と福祉」の非常勤講師、全角青い芝の会生活部長などを務める。
現在は地域で障害者の自立生活支援活動を行うNPO法人文福の理事長である。

集まりの感想

これからを考える上で  八木勝自

この集まりに参加して少し前までなら、あれだけの医療関係者と身体障害者などが集まったら、これまではいがみ合いや不信感やこれまで受けて来た差別で、雰囲気が悪くなるものですが、今回は和気あいあいでこれからは信頼関係をつくったり、協力して行こうという雰囲気で大変良かったと思います。
それだけ身体障害者が自信と希望を持って来たということで、それを次はなかなか険しいむずかしい面や問題もありますが、精神障碍者や知的障害者に社会参加を広げて行く時が来たと思っています。

そう言った意味で今回は、大変私やここに参加してくれた他の身体障害者にとっては有意義でこれからの色々な問題を考えたり、行動する上で参考やきっかけになったと思います!

第2回富山精考会のようす

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