先日、先進的な取組をされている大阪のさわ病院に、精考会大阪メンバー10名で見学にいかせていただきました。長時間にわたり、じっくりとお話、また、施設見学をさせていただき、澤院長、日髙看護課長、本当にありがとうございました。
【社会医療法人北斗会 さわ病院 http://www.hokuto-kai.com/】
さわ病院は、精神科救急及びスーパー救急に対応している455床の精神病院です。
急性期を速やかに治療し、平均在院日数が、二百数十日と我が国の精神病院では最短の入院期間で、精神医療・福祉へのさまざまな対応と高齢者医療・福祉、とりわけ認知症対策に取り組んでいる病院です。
外来受診⇒入院治療⇒外来治療・リハビリ・地域生活と一連の仕組みと連携が整備されている模範的な精神医療環境が作られていました。
地域の方々に偏見を払しょくしてもらうための様々な苦労話も拝聴できました。
まさに。当会で取り組んでいる事柄を、いち早く実践しておられた勇気ある病院であり、病院長でした。
そのためにホテルのような建物の外観と内装、一目でわかる治療環境、地域の人々に理解を得るための一つの試みとして設置されたATM等々学ぶべき事柄がたくさんありました。
始めに、さわ院長に、さわ病院の特徴や取組についてお話をいただきました。これからの病院がどう地域に向けての働きかけるべきなのか、積極的な取組に驚かされます。また、進んで情報開示する姿勢は、院長がこれからの医療を変えていきたいと先頭に立ってやっていきたいという覚悟を感じました。
つづいて、日髙看護課長に現場の具体的なお話をいただきます。さわ病院の取組を、また、変遷を直に感じ取りながら、とても親しみやすいお話でした。